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ガーシュイン:ラプソディー・イン・ブルー

ガーシュインはアメリカを代表する作曲家で、他に「パリのアメリカ人」が代表作だ。
ポピュラー作曲家で、自身もピアニストだった。
 
ラプソディー・イン・ブルー1924年、「ジャズもまた音楽であり、芸術であることを世に知らしめる曲を書いてほしい」と当時ジャズオーケストラのリーダーをしていたポール・ホワイトマンに依頼され作曲したもので、依頼から3週間で完成させている。

しかし、完成した作品は現在我々が知る曲とはずいぶんと異なっている。
ガーシュインがまだオーケストレーションに明るくなかったためで、ラプソディー・イン・ブルーオーケストレーションは実際にはグローフェが担当した。
グローフェといえば「グランドキャニオン」や「ミシシッピ組曲」で有名な作曲家だ。
昭和50年前半以前に生まれた方ならばご存知だろうが、「アメリカ横断ウルトラクイズ」なるテレビのクイズ番組で、回答者が勝ち抜ける時にかかっていたファンファーレが「ミシシッピ組曲」だ。

ガーシュインは初演の際にピアノを演奏し、ピアニストとしての名声も勝ち取った。
初演当時の録音が残っているかどうかは分からないが、市販で初演の3ヶ月後と3年後に録音された音源2パターンを収録したCDは存在している。
両方ともガーシュインがピアノを演奏しているので、興味があれば聞いてみると良いだろう。