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酒と旅行と音楽と、そのほかサッカー、映画に、あれやこれや♪(´ε` )好きなものをひたすら語ります。

アルゼンチン、つれづれ -FIFA WorldCup 2010 South Africa

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一次リーグ1回戦 GroupB 第1試合 ARG 1-0 NGA
試合キックオフ前に気分が高まって書いている記事

いよいよ今晩、アルゼンチン代表がワールドカップに登場する。

アルゼンチン代表、大好きだ。
日本代表とアルゼンチン代表が試合をする時は、おそらくアルゼンチン代表を応援してしまうだろう。
今でも。

実はゆうべ、開幕戦から第二試合までの間あまりに暇だったので、四年前の日記を色々読み返していた。
そこにも、アルゼンチンについて似たような記述がしてあった。

しかし、私のアルゼンチン好きは、なにも四年前にポッと始まったことじゃあない。
それはもう、かれこれ15年以上もの話になる。

1993年、イタリアのセリエAに一人の日本人選手がいた。
KING KAZU。
今でも日本で現役の、大選手だ。
その頃、イタリアには毎年のように得点王争いに加わっている、稀有なストライカーが存在した。
その存在感は、セリエA史上でも例をみないほど大きなものだった。

フィオレンティーナというフィレンツェのチームに所属していたアルゼンチン人、ガブリエル バティストゥータだ。

私は、彼の豪快無比なプレーに魅了されてしまった。
彼を追いかけているうちに、いつしか日本人とさして変わらない体格ながら、世界にその名を轟かせているアルゼンチン代表というチーム自体に、魅了されるようになった。

知っていますか?

日本が初めてワールドカップに出場したフランス大会、日本の初戦、ワールドカップデビュー戦の相手が、アルゼンチン代表だったことを。
その試合で、日本に世界の厳しさを叩きつけたのが、バティストゥータのゴールだったことを。

私は今でも、この瞬間の感動が忘れられない。
日本代表が、彼等と同じピッチに立っている。
レベルの差は歴然ながら、それでも彼等と試合をさせていただく資格を、ようやく、手にすることができた。
その事が、心のそこから嬉しかった。

そして何より、バティストゥータのゴール。

その後の日韓大会での決勝トーナメント進出も、ドイツ大会でブラジルからあげた一点も、全てあのバティストゥータのゴールから始まった。

こんなに大げさに考えてしまうほど、私はアルゼンチン代表に強烈な憧れを抱いている。

それをなんとなく知っていて、会社の異動送別会でのプレゼントに、アルゼンチン代表のユニフォームをチョイスしてくれた先輩がいる。
ありがたい事に、部のほぼ全員の寄せ書き入りだ。
どれだけありがたく思ったか、おそらくあの場にいた誰一人、正確には推し量れてなかったんじゃないだろうか。

この恩は、きっといつか。



思えば、FCバルセロナに出会ったのも、アルゼンチンを追いかけてきた結果だ。
サビオラという、オリンピックなどで大活躍した選手がいる。
バティストゥータ引退後のアルゼンチンを背負って立つと期待された選手だ。
彼がバルサに移籍したのが始まりだった。

その後、そのバルサからメッシが誕生した。
不思議な縁だ。
メッシがアルゼンチン代表として伝説になれるかどうかは分からないけれど、きっと今晩の試合は、とてつもなくスペクタクルなものになる。

特に用事がないならば、是非、観戦をオススメする。
ひょっとしたら、マラドーナの時のような、伝説を目の当たりにする事ができるかもしれませんよ?

このアルゼンチンは。。。
ヤバイな。
決勝トーナメントで調子をあげてくるならいいんだけど、このままだったら決勝トーナメント初戦敗退だろうな。。。