ワールドカップ終わる - FIFA WorldCup 2010 South Africa
決勝 オランダ 0-1 スペイン
結局ドイツは3大会連続で優勝国に敗れたということですね。
決勝戦はジャッジに文句がついたりいろいろしているようです。
たしかに、決勝点が入るプレーの起点になったゴールキックのジャッジは明らかにミスジャッジなので、文句を言いたくなるオランダの気持ちも、分かります。
あぁいう試合の主審の気持ちってどんなんなんでしょうか。
きっと試合開始前はいろんなことを考えるんでしょうね。
「荒れた試合になるんだろうな」とか、「どうやってコントロールしようかな」とか考えたんじゃないでしょうか。
「序盤は少し厳し目めに警告を出して、試合を落ち着かせよう」とか。
その割に、ぜんぜん試合は落ち着きませんでした。
しょっちゅう試合はとまるし、見ている方としても結構フラストレーションが溜まる感じの笛でした。
結局、イエロー2枚で退場になる選手も含め、すごい枚数のカードが飛び交う試合になりました。
カード自体に疑問なプレーも、カードが出ないことに疑問なプレーも、数多くありました。
とはいうものの、です。
サッカーなんて、山盛りのミスプレーで出来上がっています。
それなのに、ジャッジはミスを許されません。
なんだか、いたたまれませんね。
私も含め、駒野のPKのミスを攻める人はあまりいないのに、審判のミスにはやったら厳しいです。
自分より圧倒的に足の速い選手を必死に追いかけて、その選手がファウルを受けたか受けてないかを判断しなくてはいけない。
おまけに、中にはファウルをもらうために自分で勝手にこける選手だっているわけです。
なんてきつい職業なんでしょう。
ワールドカップのある試合をジャッジした主審が、引退を表明したそうです。
気持ち、分からなくもありません。
ビデオ判定も認めるとか、ジャッジの人たちがもうちょっと楽になるような施策を施してあげてもいいんじゃなかろうか、と思わされた大会でした。