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酒と旅行と音楽と、そのほかサッカー、映画に、あれやこれや♪(´ε` )好きなものをひたすら語ります。

ミラノダービー観戦弾丸ツアー!に行くための準備。

行き先を、変えることにした。

今年の旅行は当初iPhoneアプリのルーレットでクロアチアに行くことに決めていました(笑)
いや、行きたい所が多すぎて選べないから運を天(ルーレット)に任せてみたわけです(笑)
結果が、これ。


SNSなんかでもクロアチアに行く、と公言したことがあったような気もします。
クロアチアの旅行本も何冊かかったし、ネットでクロアチアの情報を仕入れたりもし始めていました。

が、よくよく調べてみると、クロアチアは行くのが大変。往復だけで4日くらいかかります。
今年の連休具合と夫婦の仕事のスケジュールと考えてみると、とてもじゃないけどクロアチアはムリ。




さてどうしたもんか、とか言ってるうちに1月、サッカー日本代表の本田がACミランに電撃移籍しました。
それだけでなく、デビュー2戦目にしてゴールを決める活躍。
おやおや、長友がいるインテルとのミラノダービー面白そうだな、と思っていたら、妻が調べてきた試合日程はまさかのGW。
ああ、これは神様が行ってこいと言っている(笑)
オマエ、ミラノ、イケ
って言ってる( ̄▽ ̄)




ミラノは有名な街わりに、観光地はそれほど多くありません。まあ、ブランドとかそっち方面の街なんでしょうね。
買い物をしようとしたら見るべきところは山ほどありますけど、観光に焦点を絞ればたいしたことはない。
ヴィンチ村のレオナルドさんが描いたという「最後の晩餐」、ミラノのドゥオモ(ほかにフィレンツェのドゥオモも有名)、あとは商店街的なガレリア。
他にも細々としたのをあげればもちろん色々あるけれど、代表的にはこのくらい。
今年のGWは結構分断されていて日程が厳しい上のですが、これなら弾丸でも行けそうじゃん?
なんなら一日あれば観光はオッケーそうじゃん?
オーロラとか自然相手じゃないので何日か予備日程を確保しておく必要もないし、人工物相手の観光は楽ですね(笑)

一番大事なミラノダービーのチケット。

というわけで、思いつきで行き先をミラノに変更し、まず最重要課題はミラノダービーのチケットの手配。
これがなきゃ始まらない。
基本的に余計な手数料なんか払いたくないので、ACミランの公式ホームページから手に入れるつもりでした。
acmilan.vivaticket.it

が、調べてみると公式にチケットが発売されるのは、試合のひと月前から。
しかも、ダービーみたいなメジャーな試合は即完売になるから確実に手に入る確証は全くなし。
日本代表の試合のチケットに何度かチャレンジした経験から、これは恐らく自力じゃ入手困難だろうと判断。
基本旅行先のもろもろは自力で手配するのが常ですが、今回は業者に頼むことを決断しました。

だってほら、現地ついたけどチケットありません、じゃ悲しいじゃないですか(笑)
ここはチケットを確実に手に入れるための必要悪、と割り切って、ダービーのチケットだけはプロのブローカーに発注することに。

まずは仕事から帰った夜、のんびり酒でも飲みながら、セリエAの試合を見たという旅行記ブログから業者をピックアップ。
italia.cheris.net


ミラノダービーのチケット2枚を発注します。
当たり前ですけど、日本にもこういう業者があるんですね。
日本語で手続きできるから大変楽です。

ウィーン旅行で演奏会のチケットを手配した時は大変でした。
楽友協会は基本英語、ウィーン少年合唱団なんかは一部ドイツ語だったような。。
それに比べれば、多少の手数料払ってでも日本語で全て解決してくれる業者という選択肢はそれはそれでありがたい。僕はこういうチケットとかの準備で悪戦苦闘するのもそれはそれで面白い、と思える方なので、あんまり使わないですけど。

ネットで手続きを進めて行くんですが、どうもカードのネット決済のところでうまく行った感触がありません。
なんともフワッとした感じのエラーメッセージらしきものが出てくる。
やっぱりこういう業者は(ネット周りに関しては)信用しちゃいけないのかなあ。
いかんともし難いので続きは明日、と思っていると、しばらくして海外から国際電話が入ってきました。
国番号を調べてみると、スペインです。

いやいや、スペイン語なんて話せないし、電話じゃ英語でも厳しい。
いや、いやいや、そういえば、そもそも僕は英語が聞けない喋れない(笑)
対面だったら意思疎通する自信はありますけれど、電話はムリ!
戦々恐々としながらとりあえず放置(笑)
すると、留守電を残してくれたようなので、流石にこれは聞いてみることにしました。
スペイン語だったら面白いな、と思いながら聞いてみると、なんと日本語(笑)
メールしたので読んでください、とのこと。

わーお、たったそれだけのことに国際電話かけてくれるなんて、なんて親切な業者なんだろう。
一気にこの業者を信用する気になりました(笑)
メールを読んでみると、僕が使ったサイトは古いもので、今はリニューアルしたサイトがあるからそちらで購入手続きをしてくれ、とのこと。
だったら古い方のURLは潰しておいてくれ、と思いましたが、まあ仕方が無い。新しい方でもう一度最初から発注手続き。
今度はしっかり決済されました。
うん、この業者ならちゃんとチケット用意してくれそうだし、ダービーのチケットについては一安心。
www.ticketbureau.net

格安航空券を手に入れる。

次は航空券。
GWということで多少は警戒していましたが、案の定というか、日に日に格安の航空券がなくなって行くようです。
直行を探していましたが、残念ながら時すでに遅し。
マイルをスター・アライアンスグループで貯めているので、直行じゃなくてもせめてSAグループ、と思ったけれどこれもダメ。
結局、値段はそこそこ安いけど直行でもSAグループでもないロシアのアエロフロートでモスクワ経由の便を選択しました。
ロシアの航空会社ってなんか不安。。。
だけどまあ、こればっかりは仕方がない( ̄▽ ̄)
www.skygate.co.jp

ホテルを決める。

とりあえず旅程が確定したので、最後にホテルを押さえます。
イタリアはとてつもなくスリが多い国と聞きます。僕の両親も、ローマ旅行で一週間のうちに3回もスリの被害にあって帰ってきました。治安が悪いことこの上ない場所に、到着便は夜遅くのやつを選択してしまいました。これはもう、なるべく移動を少なくしたい、ということで、空港発シャトルバスの終点になってるミラノ中央駅の目の前のホテルを探しました。
何軒かあるんですがエレベーターがないとか、入り口がスロープになってないとか、いろんな口コミを調べた結果、ようやく手頃なホテルをみつけます。
公式サイトを見てびっくり。
日本語のページがあります。
これならそこそこ安心できそうです。
これでホテルも確定。
よし、オレ、ミラノ、イク(笑)
michelangelohotelmilan.com




翌朝、フジテレビの朝の番組でまさに「ミラノダービー観戦ツアーに注目が集まり始めています。値段は安いのでこのくらい」という特集をやってて笑ってしまいました。
全部無事手配終わってほんとに良かった。
因みに個人で手配した値段は、ちょうどツアーの最安値くらい。
うん、これならまあ良しとしよう。


最後の晩餐も観たい

せっかく行くからには、観光もしっかり考えないといけません(笑)もう一つ絶対見たいスポットがあります。レオ様の「最後の晩餐」です。
これ、妻情報で、予約が必須、しかも電話のみ、と聞いてたので内心ヒヤヒヤしていたのです。
でもまあ一応、とネットで調べて見たらネットから予約ができるようになってる。一安心です。
狙ってる5月の予約は2/12から受付開始、と書いてあるので、その日を待ちます。
www.vivaticket.it

2/12。いざその日、日本時間の朝一にサイトを覗いてみましたが、まだ予約受付は始まっていません。
そりゃまあイタリア時間だよね。
イタリアの時差は8時間。
今日本の9:00なので、すでにイタリアも日付は2/12です。

てことは、サイトの更新は現地の営業開始後ですね。
電話と足並みを揃えているのかも。
見学ツアーが9:30スタートらしいから、日本の17:30に覗いてみれば良さそうです。

で、17:30にサイトを訪れると案の定、5月の受付が始まっていました。
驚いたのは、みるみる予約が埋まっていくこと。
日程を幾つか覗いてまわってるうちに、すでに満席の日が出てきたりする。画面を更新するたびに、刻一刻と残席数がなくなっていきます。
これは本気でかからねば、ということでそこからは最短ルートで、なんとかギリギリ予約を確保。

この予約、あらかじめアカウント登録が必要なので要注意です。
これを知らなかったおかげで、思いもかけずタイムロスをしました。
危うく狙った日を取れなくなるところでした。
15分刻みの1日14コマの枠があって、それぞれ多分20人くらいの予約受付があるっぽいのですが、狙ってた日は予約開始30分で残席10人。恐ろしいスピードです。人気アーティストのライブチケットみたい。
「最後の晩餐」を個人で予約して見に行こうと考えてる方はご注意ください。

面白いので数時間後にもう一度5月のあき状況を確認したら、きれいにGWだけ満席になっていました(笑)
敵は日本の旅行代理店だったか!?(笑)

がっつり必要分押さえていくあたり、やはりプロはさすがです。
取れてよかった(笑)



さあ、あとは出発を待つばかり。
楽しみだ!!( ̄▽ ̄)