Day6 - FIFA WorldCup 2018 RUSSIA
一次リーグ 1回戦 グループH
コロンビア 1-2 日本 ☆☆☆(ハイライトで十分)
W杯アジア最終予選、「あの」オーストラリア戦の日本代表が、ようやく、ようやく、帰ってきました。
「強い日本」なんて間抜けなことを言うつもりはありません。
ただ、「きっちりとやるべきことをやる」日本が帰ってきてくれた。
信じられません。
10か月待ちましたよ。なんだったんだ、この10か月間。
まだまだ不満はありますが、まずは、「やるべきことをやる」チームが帰ってきてくれたことを嬉しく思います。
勝ちたい、という気持ちがちゃんと伝わってくる、いいゲームでした。
そして、日本サッカー界において初の快挙。
西野監督、おめでとうございます。
再三書いてきましたが、日本代表監督の中で、W杯未経験の監督が「勝ち」をつかんだことは、一度もありませんでした。
初回の岡田監督(勝ち点ゼロ)しかり、ジーコ監督(勝ち点1)しかり、ザッケローニ監督(勝ち点1)しかり、です。
だから、監督変わった瞬間、それがW杯経験のない西野監督だと知って日本は終わった、と思いました。
そんな中、W杯初監督の西野監督が勝利をつかんだというのは、すごいことです。
サッカーというのは大番狂わせの起こりにくい競技です。
実力差、経験、ホームアドバンテージ、そういった、試合前からすでに決まっているもので、簡単に勝敗が決まってしまう競技です。
そんな中、「経験のない監督」がよくぞやってくれた、と思います。
正直、驚きでしかありません。
お見それしました。
心から、勝ち点3おめでとうございます。
この勢いで次の快挙、W杯未経験監督で初の一次リーグ突破を決めてほしいものです。
ただ、個人的には、日本が良かったというよりもコロンビアが悪かったと思います。
多分、決勝トーナメントに照準を合わせているんでしょう。
開始早々退場者を出して一人少ないとはいえ、本気でプレスをかけてくればボールを奪うこともできたと思いますが、コロンビアの守備はほとんど迫力がなかったですね。
負けても良いと思って試合に臨んでいたとは思えないので、これはコロンビアが本当に良くないんじゃないかと感じます。
コロンビア、下手したら3敗するかもね。。
ポーランド 1-2 セネガル ☆☆☆(ハイライトで十分)
セネガルが勝った方が日本は楽かと思っていましたが、どうも雲行きが怪しいですね。
アフリカや中南米の国は、戦術的にどうこうとか、相手を上手く封じてとか、そういった形ではなく勝利を収めることがよくあります。
勢いというか、ハマるというか、上手く説明できないような勝ち方をすることがよくあるんです。
セネガルがポーランドに勝つとしたら、そういった「勢い」だろうと思っていました。
勢いは継続性が少ないので与し易いだろう、と。
ところがどっこい、セネガルは、ポーランドに「ちゃんと」勝ってしまいました。
ポーランドと五分の試合をして、レバンドフスキに仕事をさせず、決めるべきところをきっちり決めて。
これは困った。
日曜日のセネガル戦は、思っていたよりもしんどそうです。