CS0246

酒と旅行と音楽と、そのほかサッカー、映画に、あれやこれや♪(´ε` )好きなものをひたすら語ります。

Day11 - FIFA WorldCup 2018 RUSSIA


一次リーグ2回戦 グループG

イングランド 6-1 パナマ ★★☆(90分観て楽しめる)

パナマ、今大会、アイスランドとともに大会初出場です。
初戦こそベルギーに0-3で敗れはしましたが、ハイライトで見る限りなかなかにいい試合をしていたようなので、結構この試合、期待していたんです。

が、パナマの最初の失点となったコーナーキックで、おや?
相手コーナーキックに対する守備がかなり乱暴で、ボールが蹴られる前に各地で起こるポジション争いは、もはやケンカ腰。
ボールが蹴り込まれた後の守備も、なんだかラグビーみたい。

これはちょっと荒れるかもしれないな。
そう言えば、ベルギー戦もパナマ5、ベルギー3の8枚もイエローカードが飛び交っていたんでした。
なるほど、この乱暴すぎる守備が原因か?

攻めは悪くないんですよね。
速いし、強い。
最後の一歩がゴールに届きませんけれど、それなりに魅せてくれる攻撃をします。

でも、やっぱり守備が不安、と思っていたら、早々にPKまで献上している。
ペナルティエリアに高速ドリブルで侵入してきたフォワードに、2人がかりで仕掛けていって、押し倒してしまった。
うーん、やっぱり乱暴(^_^;)

おまけに、キッカーがPKのボールをセットしている間も、なにやら審判と守備陣が揉めている。
なんで?大丈夫か、パナマ。。ルール知ってるか?(~_~;)
これは、PK一回じゃ済まないかもしれない。
と言うか、パナマそのうち退場者を出すんじゃないか?(^^;;

前半終わって5-0。

イングランド4点目のフリーキックはびっくりしました。
直接狙える距離からのフリーキックを、壁前に入った見方に出して、そこからピンボールのようにみんなワンタッチでボールを回して、4タッチ目でシュート。
まるで詰め将棋のようなサインプレーと驚嘆しました。

後半も至る所で揉め事が起こってた印象ですが、まあ前半よりはマシで、結局 6-1 で決着。
後半だけとってみれば、1-1で終わったのでした。

しかし、、
イングランドはなにをしたかったんでしょう。
前半早いうちに得点を畳み掛けた時点で、僕はてっきり最終節ベルギー戦での引き分け対策なんだろうと思っていました。
パナマ戦は、その布石にするんだ、と。

グループリーグは1位抜した方が楽な仕組みになっています。
別組みの2位と当たることになるからです。
まあたまに裏目にでることもありますが、基本はみんなできるだけ1位抜けしたい。

最終節は2勝で並ぶベルギーが相手。
しんどい試合になるに違いない。
現在、得失点差はベルギー6のイングランド1。
少しでも条件を良くしておきたいから、次節引き分けでも1位抜けできるように、パナマに6点差つけて勝つことで、得失点差を逆転しておきたい。

そう思ってるんだと思ってました。
前半が終わるまでは。
パナマにしてみれば、舐められたもんですが、事実、前半終了時点で現実味を帯びた数字でした。
イングランド、すごいな。。

ところが、後半はだいぶのんびりしている。
なにせ、1点追いつかれたのに、その後攻めに行くそぶりがありませんでしたからね。
結局、上積みできた得失点差は5。
ベルギーに並んだだけで、逆転はできませんでした。

やろうと思えばできたはずなのに、なにがしたかったんでしょうか。。

グループリーグの順位は、こんな優先順位で決まります。
勝ち点、得失点差、総得点、直接対決結果、反則ポイント、抽選。
後半、イングランドがもう1点取るのをサボった結果、イングランドとベルギーは反則ポイントまで見ないと順位がつけられない状態です。
つまり、最終節で引き分けたら、やはり状況変わらず反則ポイントで順位が決まることになります。

超、不確定要素www

これは、なんでしょう。
たまたま点がいっぱい入っちゃっただけで、次戦の引き分け対策なんて意図は全然なかった、と解釈した方がよいのでしょうか。

なにがしたかったんだ(笑)

で、試合を見ていて感じましたけれど、イングランドは多分ベルギーには勝てないですね。
イングランドは確かに強いかもしれないけれど、各所で詰めが甘くて、ベルギーに比べると見劣りするな、というのが正直な感想です。

最終節までの数日間に、ロングパスの精度を上げないと、せっかくとった大量得点が、水の泡ですね。。


一次リーグ2回戦 グループH

日本 2-2 セネガル ☆☆☆(ハイライトで十分)

大会前、僕はこの試合を観戦するつもりがありませんでした。
W杯への出場を決めて以来、日本代表は「本気でベスト8を狙う気があるんだろうか?」と疑いたくなるような試合を続けてきたからです。

勝つ気がない代表を、なぜ見なくてはいけないのか。
なぜ、甘やかさなくてはいけないのか。

御察しの通り、コロンビア戦を見て少し気が変わりました。
どうやら、本戦になってようやく、ちゃんと勝つ気が出てきたようです。
見る価値のある試合を、見せてくれる気になったようです。

セネガル戦を見て、今後も見るかどうかを判断しよう、という気になりました。

開始早々、セネガルは日本を潰しにきましたね。
そんな中、ペナルティエリア内で立て続けに2つのミス。
それは、当然失点します。

ただ、評価すべきは、その後ミスを修正してきたし、まずは1点返そうというアクションを起こしてくれた。
どうやら、コロンビア戦で最低限のスタートラインに立つ姿を見せてくれた日本代表は、しばらくは信じても良いチームなようです。

結局、2度先行され、2度追いつく結果に。
日本にせよ、セネガルにせよ、決めるべきところを決めないシーンがそれぞれ2度ずつあったので、そういうところをきっちり決めなくては、勝ちは手に入らない、ということが改めてはっきりした試合でした。

個人的には、酒井宏樹の献身的な右サイドのダッシュは素晴らしかったと思います。

ポーランド - コロンビア

6/24スケジュール(一次リーグ3回戦)

明日からは一次リーグ最終節。
各組同時刻に2試合キックオフするスケジュールです。
23:00 ウルグアイ(勝抜) - ロシア(勝抜)(GrA)
23:00 サウジアラビア(敗退) - エジプト(敗退)(GrA)
27:00 スペイン(pt4) - モロッコ(敗退)(GrB
27:00 イラン(pt3) - ポルトガル(pt4)(GrB