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酒と旅行と音楽と、そのほかサッカー、映画に、あれやこれや♪(´ε` )好きなものをひたすら語ります。

Day14 - FIFA WorldCup 2018 RUSSIA


一次リーグ3回戦 グループE

セルビア(pt3) 0-2 ブラジル(pt4) ★★☆(90分観て楽しめる)

どちらのチームもとても集中していいプレーをしていました。
あっという間に前後半終わってしまった気がします。

試合が始まって驚いたのは、セルビアが攻撃の際にボールを失わないこと。
かといって、ブラジルが悪いわけではない。
さすが王国。きっちり決勝トーナメントに間に合うように調子を上げてきました。
いよいよフルスロットル。そんな感じです。
そんな両者、火花バチバチの、とても面白い立ち上がりでした。

ちょっと、前半セルビア側だったコートの線審オフサイドのジャッジが微妙でしたが、そもそも序盤を除いてほとんどオフサイドもなかった試合なので、実害はなかった感じでしょうか。
ファウルも少なくて、本当に充実した良い試合でした。

ところで前半10分ごろに交代したブラジルの左サイドバック マルセロが心配です。
普通、前半のこんな早いタイミングで選手交代なんてしませんから、大事無いと良いのですが。。
テレビでは「体調不良で交代」と言っていたので、決勝トーナメントには元気に帰ってきてほしいものです。

ブラジルの得点シーンは、どれも違った意味で見事でした。
前半36分、中盤からディフェンスの裏に出されたロングフィードを、飛び出してくるセルビアGKを見ながらつま先ワンタッチでゴールに流し込む。
見事な技術です。
簡単そうに見えて、キーパーを意識しながらあそこまで見事には、なかなかできません。

2点目は、ブラジルのゲームプランニングのうまさが光ったゴールでした。
後半23分、10分ほど、セルビアの波状攻撃にさらされて苦しい時間帯が続いていました。
それを、カウンター一閃。きっちりコーナーキックを奪い、きっちり得点を奪う。
セルビアとしては一番嫌なタイミングでの失点です。
見事なクレバーさ。

セルビアは波状攻撃を仕掛けるシーンもありましたが、足でのシュートはちょっと可能性を感じませんでした。
頭で合わせる時は結構いい感じのシュートが行くんですが、足は可能性が低かったですね。
ちょっともったいなかったです。

大会が決めるMVPは誰だか知りませんが、個人的なMVPはセルビアGKストイコビッチです。
負けチーム側ですけど(笑)
一試合通してすごく集中した、もはや神がかったようなファインセーブが多かったです。
特にネイマールとの一対一で見せたセービングはとんでもなかった。
ストイコビッチがいなければ、0−2では済んでいないんじゃないでしょうか。

いいもの見せてもらいました。
ブラジルはトーナメント1回戦、メキシコが相手ですかー。
メキシコ、一次リーグ初戦ではドイツを食っていましたが、3回戦ではスウェーデンに負けてしまったし、ブラジルはトーナメントに照準を合わせて調子を上げてきているので、メキシコには厳しい試合になりそうです。

スイス(pt4) 2-1 コスタリカ(pt0)

一次リーグ3回戦 グループF

2回戦を総括した時についうっかり勘違いしましたが、全8組の中で唯一、1チームとして勝ち抜けも敗退も決まっていない組。
2回戦終わって引き分けが1試合もないのでこんなことが起こります。
2勝1敗が3チーム並んだり、1勝2敗が3チーム並ぶ可能性をまだまだ残した、大混戦の組です。
自力突破ができるのは、ここまで2勝のメキシコだけ。
熾烈です。

韓国(pt0) 2-0 ドイツ(pt3) ☆☆☆(ハイライトで十分)

これで、アルゼンチンのW杯優勝が確定しました。

ディフェンディング・チャンピオンの自滅。
前々から書いていますが、この20年、W杯前回大会の優勝者は唯一の例外を除いて、ことごとく一次リーグで敗退しています。
唯一の例外は、王国ブラジル。

日韓大会で優勝したブラジルは、ドイツ大会でベスト8に残っています。
これ以外の国は全て、フランスも、イタリアも、スペインも、そして今日、最近4大会全てベスト4に残ってきたドイツまでも、一次リーグでの敗退が決まりました。

所詮ジンクスではありますが、ただの迷信、ではないと思っています。
W杯で優勝するということは、選手たちがピークである、ということです。
うまい具合に世代交代できている国であれば4年後もその強さを維持できるかもしれませんが、毎大会ベスト4の顔ぶれがこれだけ違うことからもわかるように、コンスタントに世代交代ができる国はそうそうありません。

つまり、ピークで優勝した選手たちが、衰退期(というとちょっとオーバーですけれど)にある状態で、「ディフェンディング・チャンピオン」であるが故に徹底的にマークされ、分析される。
それは、勝てませんよ。だって、みんな強いんだもん。
だから、前回大会優勝チームは勝てないのです。

それにしても、ドイツは自滅です。

普通、サッカーではシュートの3本に1本は枠内に飛びます。
ところが、今日のドイツは4本に1本すら、枠に飛んでいないのです。
枠に飛ばないシュートは、シュートであっても得点には絶対つながりません。

焦り、でしょうか。

結局、後半ロスタイム、韓国に畳み掛けられ、0−2で終わりました。
サッカーのパワープレー、初めて見ました。
自陣ゴールの守備を捨て、攻め上がるドイツGKノイアー
結果ノイアーがボールを奪われ、パワープレー返しで2失点目を喫したわけですが、なんとしても勝たねばならないこの状況では、やむをえなかったと思います。

韓国は、よくやりました。

そして、ここ3大会、決勝トーナメントではドイツ以外の国に敗れたことがないアルゼンチンは、天敵ドイツが消えたことで、優勝が確定したわけです。
韓国、ありがとう!

メキシコ(pt6) 0-3 スウェーデン(pt3)


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6/28スケジュール(一次リーグ3回戦)

一次リーグ3回戦 グループH
23:00 日本(pt4) - ポーランド(pt0)
23:00 セネガル(pt4) - コスタリカ(pt3)
一次リーグ3回戦 グループG
27:00 パナマ(pt0) - チュニジア(pt0)
27:00 イングランド(pt6) - ベルギー(pt6)