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酒と旅行と音楽と、そのほかサッカー、映画に、あれやこれや♪(´ε` )好きなものをひたすら語ります。

Round of 16 SUMMARY - FIFA WorldCup 2018 RUSSIA

いよいよ今晩から2日間にかけて準々決勝が行われます。

今大会最大の特徴は、スコアレスドローが極端に少ないことだと僕は思います。
FIFA的にはトーナメントのPK戦はドロー扱いなので、それに習って決勝トーナメントでPK決着となった3試合を「ドロー」と考えたとしても、スコアレスドローが少ないんです。
これはもう、今晩からの4試合も、得点シーンに彩られた熱戦が期待されます
実際、スコアレスドロー、少ないなんてもんじゃないんですよ。
今大会の全64試合中、残すところたった8試合。
大会の90%近い試合を消化した今でも、スコアレスドローとなった試合は一次リーグ最終節C組であった、デンマーク-フランスの無気力試合www1試合だけです。
真剣にやった試合では、なんとスコアレスドローなし。
こんな大会、そうそうないです。

前回大会

前回のブラジル大会は、得点がすごく動いた大会でした。
と同時に、神がかったセービングを見せるGKが数多く見られた大会でもありました。
たしか、逆転勝ちもすごく多い大会だったように記憶してます。
当時テレビの実況でも、この点を指摘する声は多く聞かれていました。

僕個人の意見ですが、前回大会は、メッシ、ロナウドに代表されるずば抜けたアタッカー陣に対し、組織としての守備が対応しきれていなかった大会だったと思っています。
結果、守備がGK頼みになってしまったがゆえに、得点も増えたし、神がかったセービングも増えた。

前回大会のアタッカー陣、やっぱりすごいんですよ。
今大会見かけなかったところでは、ロッベン(蘭)、ファン・ペルシー(蘭)、スナイデル(蘭)、ベンゼマ(仏)。
そこに、メッシ、ロナウドミュラーエジルネイマールスアレス、ポグバ、ハメス・ロドリゲスなどなど、今大会も見られたアタッカー陣。


なんか似たような国の選手たちばかりですが、実際、ドイツ、オランダ、ブラジル、コロンビア、フランス、アルゼンチンの6カ国で大会全体の43%の得点を挙げていますから、得点が多かったというよりは、大量得点する国たちがいた、といったほうが正確なんですね。
トップスコアラーの上位10人で考えても、全体の20%強の得点を挙げている。
まさに、最強の矛たちです。

一方のキーパーも凄かった。
ドイツのノイアーを筆頭に、コスタリカのナヴァス、メキシコのミッキーマウス・オチョア、チリのブラボ。
ブラボ以外は今大会もいましたね。
ノイアー以外の3人は、大会終了後、リーガ・エスパニョーラに移籍しました。
特にナヴァスとブラボはそれぞれレアル・マドリーバルセロナに移籍してますから、いかにW杯の結果が高く評価されていたかを物語っています。
こちらもまさに、最強の盾たちです。

今大会

目を転じて。

今大会の現状を振り返ると、個のアタック力という点では、少しなりを潜めているように感じます。
ロナウドも、初戦こそ爆発していましたが、それ以降は3試合で1点だけ。
ベルギーの#9ルカク、#10アザール、フランスの#10エンパベもいますが、まだ前回大会のアタッカーたちに比べると少し見劣りする(数が少ない?)。

実際、ここまでの結果を見ると、得点上位6か国であげた得点は全体の35%強。
多分、パッとしない印象を受ける最大の要因は、この6か国に一次リーグで無駄に大爆発したロシアが含まれていることwww

同様にトップスコアラー上位10人で見ると前回同様、全体の20%強の得点を挙げていますが、ここにもロシア人が2人ランクインしていて、全体の迫力を下げているwww

いや、認めますよ。
僕のただの偏見じゃないかって言うんでしょwww
それはね、認めます( ̄▽ ̄)
でも、結局のところ、ロシアもロシアの選手たちも、今大会以前も、おそらく今大会以降もサッカー史には登場しない人たちなので、なんだかなぁ、と思っちゃうんですヨ(笑)

今大会で僕が感じるのは、ロシアという例外も含めて、
個よりも組織としてのアタック力が強化されたという点と、
個の突出したアタッカーを組織として食い止める技術が出来上がりつつあるなぁ
という点です。
この2点が相まって、大量得点はないが、必ず得点が動く、ピリリとしまった大会になっているんじゃないでしょうか。

決勝トーナメント1回戦の感想

さて、トーナメント1回戦は、グループステージの勝ち点がそのまま試合結果に反映されるという面白い結果になりました。
組が違えば勝ち点を単純に比較しても意味がない、はずなんですが、興味深い結果です。

特に、2位抜けしてきたチームが勝っている対戦なんか、面白い。
スペイン-ロシア、イングランド-コロンビアの2試合が、2位抜けチームが勝ち残った対戦です。
2位抜けチームの方が、勝ち点的には同じか、より多くのポイントを積み上げている、そんな組み合わせでは、どっちも、PKまでもつれた上で、2位抜けチームが勝っています。

どう考えればいいんでしょうね。
一次リーグでの組み合わせの運不運、向き不向きはあるにせよ、やはり積み上げた勝ち点にはそれだけ、勝ちきる力、負けない力が表れているんでしょうか。
指標として意味がある、と?

ちなみにもう1試合PKまでもつれた試合が、クロアチア-デンマークです。
勝ち点、勝ち抜け順位、実力的にもクロアチア安泰と思っていた試合なんですが、デンマークは踏ん張った。
よくよく見てみると、どちらも一次リーグ3試合で1失点しかしていないチームの対戦、デンマークは堅守が光るチームだったのでした。

確かに、GKの子マイケル筆頭に、いい守備してたもんな。

準々決勝の展望

結局、トーナメントの結果もここまで積み上げた勝ち点で占える、と考えたとき、準々決勝を勝ち残ってベスト4に名を連ねるのはウルグアイ、ベルギー、スウェーデンクロアチアという結果になりそうです。

と言いつつ、ちょっと見ものなのは、現在大会最少失点を走るブラジルと、最多得点を誇るベルギーの戦い。
ベルギーが日本戦でも見せた、守備の裏側の脆さを修正できずに来ると、ブラジル大爆発、という結果になりそうです。
ブラジルは今大会、ガラに無く守備が良いので、ルカクアザールをうまく封じ込めたら、ブラジルに軍配が上がりそうですね。
でも、守備がいいっていっても、封じ込めるイメージないもんなー。
壮絶な打ち合いになる予感です( ̄▽ ̄)
で、ベルギーが勝つ。

準決勝唯一の優勝経験国同士の対戦ウルグアイ-フランス。
フランスは大変ですね。2試合連続で相手が優勝経験国。
ウルグアイも今大会最少失点の一角です。
フランスのスピードをうまく押さえ込んで、3-1くらいでウルグアイと見込んでます。
前節でカヴァーニに2得点あげてるから、今晩はスアレスが爆発します。

スウェーデンイングランドは手堅い試合になるでしょう。
おそらく試合通じて1点くらいしか入らない。
イングランドがベスト4になるイメージが湧かないのでwww、1-0でスウェーデン

ロシアは一次リーグとスペイン相手のPKで運を使い果たしました。
クロアチアにあっさり負けて、敗退じゃないでしょうか。
それでも多分過去最高成績でしょ?
十分満足なはず(笑)
1-3でクロアチアです。

うーん、どうしよう。
優勝経験国が、ウルグアイしか残りません(笑)

やっぱり、決勝トーナメント始まる前に予想した通り、優勝はウルグアイで決まりなんですねwww

情報ソース(前回大会)

情報ソース(今大会)

スケジュール

7/6スケジュール(1/4 Final)

23:00 ウルグアイ(w4) - フランス(w3d1)
27:00 ブラジル(w3d1) - ベルギー(w4)

7/7スケジュール(1/4 Final)

23:00 スウェーデン(w3l1) - イングランド(w2d1l1)
27:00 ロシア(w2d1l1) - クロアチア(w3d1)