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酒と旅行と音楽と、そのほかサッカー、映画に、あれやこれや♪(´ε` )好きなものをひたすら語ります。

若き撫子たちの挑戦 / FIFA U-20 Women's WorldCup FRANCE 2018

準決勝が終わった時点で、
得点12はイングランドと並んで大会最多得点、
失点2はフランスと並んで大会最小失点。
最強の矛と、最強の盾を併せ持つチーム、それが、 U20サッカー女子日本代表、所謂U20なでしこジャパンです。

決勝の相手は、若き撫子たちが今大会唯一敗戦を喫した、一次リーグ同組のスペイン。
スペインはここまで大会4勝1分。
対する日本は4勝1敗。
決勝でスペインに勝てば、勝ち数でもスペインを上回り大会最多勝利になります。
こういう考え方は実際にはありませんけれど、文句なく「完全優勝」です。

一次リーグでのスペイン戦をデータで振り返ると、
支配率、互角。
シュート数、ややスペインが上。
枠内シュート率ほぼ互角。
ブロック数、セーブ数、互角。
前半16分に先制されて、惜しくも逃げ切られたように見えます。

コーナーキックオフサイドの数はスペインの方がかなり多いので、おそらく試合は
たまにあるスペインの速攻から、コーナーを奪われしばらくピンチが続く、
そんな中から前半早い時間帯で失点。
その後は一進一退、中盤でボールを奪い合い、
どちらも相手ゴール前でチャンスは作るものの、守備やキーパーに阻まれ結局惜敗。
そんな展開だったんじゃないでしょうか。
(試合後のデータだけ見ての妄想なので、全然違う展開だった可能性ありです(笑))

スペインは今大会、みんなに鴨にされたパラグアイ(一次リーグ得失点差-15)戦を除き、全て一点差勝利です。
しかも、全試合で先制している。
唯一引き分けたアメリカ戦では終了間際に立て続けに失点して2点差を追いつかれていますが、基本的には先行逃げ切り型のチーム。

全部で4つある失点はすべて後半に偏っていて、最後まで集中して守りきるのは苦手なのかと思いきや、1-0の状況では失点していないので、たぶん2点差つけた時につい油断してしまう傾向が強いチームなのでしょう。
油断した時に守備陣がもろさを見せる。そんなチームに見えます。

対する日本としては、やはり敵の勝ちパターンである先制を防ぐこと、なんとしても先に得点すること(出来れば前半に)。
これが出来れば、スペインのゲームプランを大きく挫くことができるはずです。

大会最多得点を誇る破壊力で、スペインをねじ伏せてほしい。
そして、大会最小失点を誇る堅守で、スペインをゼロ封してもらいたい。
そう、願っています。

いよいよ明日の深夜(8/24 26:30)ですね。
どこかテレビで中継してくれるのかな?
ガンバレ、ニッポン。