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ワールドカップ優勝国を、勝手に予想してみる -FIFA WorldCup 2010 South Africa

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ワールドカップを2週間後に控えての記事

いよいよ、ワールドカップが近づいてきました。

なぜか、開催年に比較的大きなイベントがありますが、まぁそれはどうでもよくて、毎回優勝国を勝手に予想しています。
前回大会は、4月ごろに予想をし、開催国のドイツが優勝するといたるところで公言しました。

サッカーは番狂わせの少ない競技です。
日本とブラジルが試合をしたら、日本が勝つのは10試合に1回、あるかないかでしょう。
ですから、ワールドカップの決勝トーナメントには、おおむね強豪国が順当に残ります。

こういった実力が伯仲した状況で勝敗を分けるのが、「ワールドカップ優勝経験」だったり「ホームアドバンテージ」だったり「勝たねばならない理由」だったりします。
ドイツ大会では、ドイツに「ホームアドバンテージ」と「勝たねばならない理由」があるように見えました。

その前の日韓大会で、ドイツは決勝でブラジルに負けています。
ゴールポストに背を任せ、悲しみにくれるドイツGKオリバー・カーンの姿は、当時日本でもずいぶん話題になりました。
そのドイツが、自国開催のワールドカップで、まさか負けるわけには行かないだろう、と思われました。



しかし、実際には準決勝で隣国イタリアに負けてしまいました。
当時のイタリアには、ドイツ以上に「勝たねばならない理由」があったからです。

イタリアのプロサッカーリーグは、ドイツ大会直前に発覚した大スキャンダルで、危機的な状況を迎えていました。
リーグの強豪チームが審判を買収、脅迫し、自チームに有利な判定を下させていたのです。
イタリアはトトカルチョの国です。チームの勝敗が、ギャンブルの対象になっている。これは大ごとです。
結局、リーグ運営の有力者たちも加わっていたことが発覚し、事態は刑事裁判にまで発展します。

このとてつもないカルチョ・スキャンダルに、国民はサッカーに背を向けます。
国民たちの信頼を取り戻すため、イタリアサッカーの威信にかけても、イタリア代表はワールドカップで負けるわけにはいきませんでした。

結果、準決勝でイタリアは開催国ドイツを破り、そのまま優勝します。



さて、今大会は、どうでしょう。
開催国南アフリカが優勝するとは、到底思えません。
なぜならば、南アフリカはワールドカップで過去に2大会に出場し、1勝2敗3引き分けという成績です。
日韓ワールドカップの日本同様、奇跡的に決勝トーナメントに残れたとしても、勝ち残ることは出来ないでしょう。

では、一体どこが優勝しそうでしょうか。
前回大会のような社会的な現象は起こっていません。
どうやら「勝たねばならない理由」を持った出場国はいなさそうです。

ホームアドバンテージ」も「勝たねばならない理由」も見当たらない以上、「ワールドカップ優勝経験」がものをいってくると予想されます。
つまりブラジル、ドイツ、イタリア、フランス、イングランド、アルゼンチン、ウルグアイの7国が有力なようです。
個人的にはメッシ擁するアルゼンチンに頑張ってもらいたいところですが、2大会連続で優勝目前まで迫りながら優勝を逃しているドイツが、なんとなく来そうな予感がします。


アルゼンチンが優勝してくれたら、本当にうれしいんですが。