【人探し】日本代表出国当日の朝の出来事

ロービジョンフットサル日本代表がアンダルシア国際フットボール大会（B1&B2/B3）に向けスペインへ出国した5/14の朝、空港でのワンシーンです。
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成田空港第2ターミナルのチェックインカウンターのところで、寄せ書きと横断幕の授与式（笑）をやっていたんです。
当然人通りのある所ですので、みんな何事かとこちらを見ながら通り過ぎていきます。
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その中で、こちらのご婦人が「これは何？」とお声をかけてきてくださったんです。
たまたま僕に声をかけていただいたので、
「彼らは弱視のフットサル日本代表で、
　今週末にスペインで行われる世界大会に向けて出発する所なんですよ」
と説明させていただいた所、「まあ、凄い」ということで、やりとりに気づいた日本代表キャプテンの岩田朋之選手が一緒に写真を撮りましょう、と（笑）
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ご婦人、フットサルという競技はご存じな様子で、「まあ、フットサルの」と仰っていました。
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このご婦人とのやり取りで感銘を受けたのは、
日本代表というチームは「日本を背負って戦ってきてくれるのだ」ということを、ご婦人が強く意識されていたように見受けられたことでした。
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僕の説明を聞いて、ご婦人、こう仰ったのです。
「日本代表なの？まあ凄い。ありがとう。頑張ってくださいね」
この「ありがとう」は、ニュアンス的に僕の説明に向けられたものではありませんでした。
それよりも、日本代表のみんなに対して向けられたものだったように感じました。
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僕はちょっと目から鱗でした。
頭ではわかっていましたけれど、日本代表って、日本を代表「してくれている」んです。
ご婦人の言葉は、それを改めて思い出させてくれました。
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興味を持って追いかけている私たちですら、スペイン大会の結果を知るのはなかなか難しかったですので、おそらくこのご婦人には結果は届いていないことでしょう。
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でも、お伝えしたいよねえ。
「あなたが空港で激励してくれたチームは、その歴史の中で、初めてヨーロッパから1勝を挙げ、世界で戦えることを証明して見せたんですよ」
って。
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ちなみに、写真で写っている方々の許可は取らずに掲載しています。
権利を侵害しているはずですので、もしまずかったら、ご本人、またはそのご関係者からのご連絡をお待ちしておりますm(_ _)m
誠意もってご対応させていただきます♪