たまには、音楽の話をしよう
ここんとこサッカーの話ばっかりだったけど、音楽だってやってんだよってことで。
今日はこれからアンサンブル澤乃井なる金管八重奏バンドの練習。
三月の演奏会にきてくれた人はご存知の通り、このチームはやたら上手い。
多分、私が一番技術的に劣るだろう。
かなり下の後輩ばかりなのに、恐ろしい話だ。
で、ここでやるための曲を年に二三曲編曲している。
今日はカーペンターズのメドレーを書いていた。
4時間がかりで、楽譜になったのは1分半ぶん。
既存のピアノ譜でも手元にあればもっと作業は早いんだけれど、なんせ音源から起こそうとすると大変だ。
・コードの解析
・リズムの解析
・メロディーのトレース
・希望の編成に再構成
という作業がえんえん続く。
だいたい、三分くらいの曲を書くのに、既存の楽譜があれば三時間くらいかな。
無ければその三倍くらいの時間がかかるような気がする。
ま、楽譜があるということは、三番目までの作業はやらなくていいってことだもんね。
そりゃ、楽だ。
この作業、結構グレーだ。
何がかというと、著作者の著作者の意図に反して著作物を改編されない権利に抵触する可能性があるからだ。
昨年編曲したある曲は、かなり原曲からいじったので、危なかった(笑)
ないしょないしょ(笑)
とは言え、アマチュアが無料でやってる分には、かなりのとこまで大目にみてもらえることが多いので、あまり気にしちゃいないんだが。
こうやって編曲しても、たいてい一回しか本番にかけない。
我々アマチュアはプロと違って好きな曲だけやる権利をもってるので、一回やった曲なんて、たいてい再演しない。
となると、本番数分のために、血反吐を吐く努力をして編曲して、練習してるワケだ。
考えてみりゃ、なんと酔狂な(笑)
会社のなんとか団なんて、本番やるかすらわかんないのに、編成が極端に変だから楽譜は自分で作るしかなくて、すごい手間をかけて楽譜を書いては、ろくにパートすら集まらない練習を見なくちゃいかんわけだ。
あ、これは、気づいちゃいけなかったなあ。
なんだかすごくモチベーション下がる話に気づいてしまった。
音楽を最近趣味と言わないのは、この辺の苦労が原因なのです。
趣味はフットサル。
音楽は、ライフワーク。
仕事は、生きる糧。
なーんか、結局ただの愚痴になってしまったわ(笑)