Day13 - FIFA WorldCup 2018 RUSSIA
一次リーグ3回戦 グループC
オーストラリア(pt1) 0-2 ペルー(pt0)
やはり、アジアは南米に勝てない。
日本はコロンビア相手によくやった。
一次リーグ3回戦 グループD
ナイジェリア(pt0) 1-2 アルゼンチン(pt1) ☆☆☆(ハイライトで十分)
なぜ、いつもいつもこんなにも辛い戦い方をするのか。
そんな試合でした。
良くも悪くも、アルゼンチンらしからぬ、アルゼンチンらしい試合。
そんな感想です。
アルゼンチンは、前節で失点に繋がるミスをしたGKカバジェロに代えて、アルマーニをスタメン起用してきました。
アルマーニは、良くも悪くも、良くも悪くもなかった( ̄▽ ̄)可もなく不可もなく、という意味ね(笑)
アルゼンチン代表のゴールキーパーは代々、少なくとも代表ではめっちゃショボいプレーをするので、正直誰がキーパーやってても良いのです。
誰でも頻繁にミスするし、誰でもごく稀に神がかる。
前半のアルゼンチンは、めっちゃ良いとは言わないけれど、少なくとも今までの試合みたいに悪くはありませんでした。
どちらかと言うと、スピードを活かしてこないナイジェリアの方が悪かったと思います。引き分けでも良い、というプレッシャーの少ない状況が、逆にプレッシャーになっちゃったのかな?
ところがどっこい、アルゼンチンは後半に悪いところが出ましたね。
守備では自陣深くで要らないミスをする。
攻撃では敵陣ペナルティエリアの少し外でボールを回してるんだけど、みんな棒立ちで動からないから、回してるだけ。
ただ、時間が過ぎ去っていくだけ。
後半立ち上がり早々、自陣深くでナイジェリアのロングスローを不用意にコーナーキックにしてしまったシーン、本当に要らないプレーでしたね。
致命的なミスになりました。
そして、VAR嫌い?な審判の存在が仇になりました。
いまでも、VARで確認してくれてたら、五分五分でPKは回避できてたかもしれないと思っていますが、今日の主審はこのシーンをVARで確認することなくPKにしました。
まあ、この審判のおかげで2回目のPKはアドバンテージの失敗扱いにしてくれているので、文句は言えません。
多分この審判は、アンチVARなんだと勝手に思ってます。
2、3回、確認しても良さそうなシーンがありましたが、結局VARを使ったのは一回だけ。
だから後半ロスタイムも4分と、普通でした。
VARをどう使うかは主審の判断に任されているので、こういう人もいるんですね(笑)
それにしてもアルゼンチン。
勝たなければいけない試合で、後半早々に追いつかれているにもかかわらず、後半の長い時間を、ただただ横パスをぐるぐるするだけで時間を浪費する。
その意図が、僕にはわかりません( ˙-˙ )
アルゼンチンといえば、細かいパスとドリブルで敵陣深くをズタズタに切り裂いてゴール、というのがよくあるスタイルです。
今大会は、そういうシーンがほぼありません。
今大会の得点シーンは、現時点で3回。
アイスランドとの試合では、ミドルから飛んできたシュート性のボールを、ゴール前にいたアグエロがトラップ、反転してシュート。
クロアチア戦は得点なし。
今日の試合、1点目はセンターラインあたりからのロングフィードを、裏に抜け出したメッシがスピードそのまま3タッチでシュート。
2点目は、右サイド敵陣中盤からのクロスボールを、何故そこにいた!?センターバックのロホがダイレクトにシュート。
全部ロングボールが起点で、少ないタッチでシュートまで持ち込んで決めています。
うーん、点の取り方は、アルゼンチンぽくない。
そんな中最もアルゼンチンらしいな、と感じたのが、ゲームの進め方というか、終盤のギアの変え方。
後半40分を過ぎてからのシーンでした。
勝たねば敗退、状況は1-1、残りは5分、というシーンで、突然スイッチが入ります。
やる気スイッチ?
そこからの猛攻はさすがで、しかもきっちり押し込むあたりは、良くも悪くもアルゼンチンぽいなあ、と苦笑しながら拍手してしまいます。
できの悪い子ほど可愛い、に近い感覚?www
アイスランドが順当にクロアチアに負けてくれたおかげで(でも1点とってる!すごい!)アルゼンチンは無事勝ち抜けとなりました。
決勝トーナメントの初戦はフランス。
守備が堅い印象はないので、もう少しのびのび試合をしてくれることでしょう。
さて、「良くも悪くも」という言葉、何回出てきたでしょう(笑)